ましぅ’sRYO cigarette STYLE

手巻きタバコや趣味についてのBlogです

ぺぺ ナチュラル リッチグリーン【Pepe NATURAL Rich Green】

 

f:id:killyblood:20180515221623j:plain

 

ぺぺ リッチグリーンの紹介です。

 

無添加タバコで価格も安く、癖も少ないシャグになります。

 

アメスピ、チェ、マニトウ、など色々無添加はありますが、個人的には一番バランスが良い無添加シャグだと思います。

 

 価格、巻きやすさ、パウチの形状、喫味が整っていると感じています。

 

f:id:killyblood:20180515222016j:plain

シャグも巻きやすい細さです。牧草のような干し草のような香りがします。乾燥しているので、加湿しましょう。

 

スローバーニング、細巻き、フィルター有りで吸った感想。

 

まずバージニア葉の甘味が口に残ります。微かな干し草の香り、白米のような甘味と香りが広がり、甘味以外はスッと消え、甘味が余韻を残しながら消えていきます。 喫味はそれ程強くなく、酸味もほぼありません。 何というか、何も邪魔をしない喫味です。それでいて物足りない訳ではない。 個人的に例えると「白米 炊きたてご飯」の印象です。

 

口腔内の甘味の感じ方、その甘味の広がり方や消え方が白米そっくりだと感じました。 日本人受けが良いシャグだと思います。実際に日本で売れていますしね。

 

無添加バージニア葉のタバコは手巻きも紙巻も日本で人気が高いですね。 もしかすると、白米のような甘味と邪魔にならないタバコ葉本来の香りが白米主食の日本人にあっているからでは、と思ってしまいます。

ドラム オリジナル 【DRUM ORIGINAL】

f:id:killyblood:20180515212001j:image

 手巻きタバコで最初に何を買えば良いの?

 

この質問で高確率で上がるのがドラムです。

シャグを売っているお店でドラムが無い店はないでしょう。

 

ドラムはハーフスワレに分類されます。

ダークケンタッキーとブライトバージニア葉が5:5でブレンドされています。ダークケンタッキーは葉の種類では無く、木や生木を燃やして燻しながら乾燥させたバーレー葉の事です。

 バーレー葉は着香率が高く、タバコに着香させるときには必ず使われています。

 

f:id:killyblood:20180515212803j:image

パウチを開けると、「かつお節」に例えられる香りがします。燻煙による香りとタバコ葉の糖分の香り、タバコの匂いが混ざり、化学的な匂いの印象を持つかもしれません。

 

 

スローバーニング紙 フィルター無し 細巻きで吸った感想です。

 想像より喫味がきつくありません。

燻された香りと木の焼けた香りが心地良い程度で香ります。タバコ葉の熟成された甘い香りが少し顔を出し、コクと旨味が口腔内に広がり軽い渋味と甘みが残ります。

 個人的で限定的な例えですが、

キャンプで焚き火の側で巨峰を食べ、巨峰の皮を噛んでいるような、とても伝わり難い例えを挙げておきます。

 

ドラムはパウチの香りから想像を裏切られる喫味です。燻製香、コク、甘味、のバランスが良く、煙なのにみずみずしさも感じます。

 

はじめてのドラムでハーフスワレ未体験では美味しいと感じる事は少ないかも知れません。

パウチを開けた匂いや先入観を捨てて、純粋に味わってみてください。

1パウチの後半になると、きっとドラムが好きになっていると思います。

 

ブラックコーヒーやピート香の高いウイスキーとも相性が良いです。

個人的には細巻きのフィルター無しのドラムが好きです。最初の半分は肺喫煙で後半は口腔喫煙で楽しんでいます。

 パウチ開封後は香りの抜けが他より気になるので、早めに消費するのをおすすめします。

 

そして最後に、以前買ったドラムが乾燥気味だったので、バニラ系シャグに入れていた加湿用の石をドラムに入れていた所、シャグが「蜂蜜入り梅干」の香りになった事があります。

バーレー葉の着香率はすごいですね。

蜂蜜梅干ドラムも美味しかったです。

 

フランドリア ブラック【Flandria BLACK Dark Fired】

f:id:killyblood:20180505210900j:plain

 

最初のレビューになります。

普通は最初に扱うのって「ゴールデンヴァージニア」か「ドラム」を扱うべきなんだろうけど、あえてフランドリア ブラックです。

 

パウチは2ターン フリーバーニング巻紙付き。

f:id:killyblood:20180505211638j:plain

 

結構吸った後ですが、シャグは細め。購入直後は乾燥気味でした。

フランドリアブラックは名前の通り「黒タバコ」になります。黒タバコとはタバコ葉を堆積発酵させる独特の作り方が特徴です。

タバコ葉を重ね、その上に土や堆肥を被せ、重さと熱で熟成させます。

「黒タバコ」というと、ゴロワーズやジタンがまず名前に上がるでしょう。この2種の紙巻タバコはフランスを代表するタバコで、吸った人の感想でよく上がるのは、

・牧場のにおい

かつお節のにおい

と言われています。

僕はゴロワーズが凄く好きでした。

 

フランドリア ブラックのパッケージを見ると、Dark Firedと書かれています。黒タバコの定義として、「堆積発酵」は必須です。Dark Firedはタバコ葉を乾燥させる方法で薪による燻煙乾燥を強めに行った事を意味しています。

ゴロワーズ・ジタンが燻煙乾燥を行なっているかは定かではありませんが、喫味の違いとしてフランドリアはハーフスワレの薫りも伴うので、乾燥方法が影響しているのでしょう。

 

細巻き フィルター無し スローバーニング紙

 

喫味の感想です。

黒タバコ特有の牧場を想起させる香り、決してクドくはありません。ですが、ダメな人は無理でしょう。

強めの塊のような煙、発酵と燻煙によるブラックコーヒーのような苦味、しかし長く残らず直ぐに旨味のようなコクと仄かな甘みに変わり、舌の上に軽い酸味をのこして消えていきます。

長く続く匂いや味は無く、キレの良さが特徴です。

深煎りブラックコーヒーと一緒に喫煙すると、相性の良さが際立ちます。

 

紙巻のゴロワーズやジタンと比べると、巻紙の匂いが少ないのを選んでいるため、黒タバコ特有の香りは控えめに、Dark Fired由来の薫香が重なり、馬糞に悪く例えられる黒タバコ臭さを良い感じにまとめている気がします。

手巻きタバコで手に入りやすい本物の黒タバコはフランドリア ブラックしかないでしょう。

値段も手頃で25gなので、黒タバコを試したい人には丁度良いかもしれません。

 

ただ、一度も黒タバコを嗜んだ事がない人にはオススメできません。

誰にでも好まれる匂いでは無い事と、黒タバコが今は好きな人でも最初からハマった人は少ないからです。

まずは紙巻のジタンかゴロワーズ レジェールから入ることをお勧めします。

はじめに

このブログでは「手巻きタバコ」の事や趣味について扱っていきます。

基本的にマイナーな銘柄ではなく、比較的手に入りやすいものを扱う予定です。

喫味や感想は個人の主観によるものです。

更新はゆっくり気が向いた時になります。